今回は彩色食器　農水省食堂で１６年度もバイオマス製食器導入実験実施へ

　農林水産省は平成１５年度に続き、１６年度も農林水産省職員食堂と職員喫茶室で、バイオマスからつくられた食器の利用実験を行うことにした。
　１５年度の実験は無地のバイオマス製食器とトレイを利用したが、今回は彩色を施したバイオマス製皿、湯飲み、どんぶりなど５種類約４００枚を導入する予定。
　なお１５年度の実験では、使用日数に応じ強度が低下したことが確認されたものの、カドミウム、鉛、重金属などの有害物質検出、分子量保持率ともほとんど問題がなく継続利用に支障はないと結論されている。またこの時導入した３種のバイオマス由来プラスチックがいずれもリサイクルが可能であることも確認されている。【農林水産省】