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環境ニュース[国内]

16年度田園自然再生活動コンクールの受賞団体決定

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2004.11.24 【情報源】農林水産省/2004.11.24 発表

 農林水産省、(社)農村環境整備センターが主催する「平成16年度田園自然再生活動コンクール」の受賞団体が16年12月16日に決まった。
 農業は農作物の生産という機能のほかに、田んぼや水路、ため池などに様々な生きものを育み、農村の自然を形成する機能をあわせもっている。
このコンクールは農業・農村がもつ豊かな自然の保全・再生をめざして農家と地域住民、NPOなどが協力して行っている優れた取組みを表彰し、その成果を広く紹介することによって、農村地域の自然環境に対する理解を広めることが目的。
 応募された37都道府県68事例の中から選ばれたのは、農林水産大臣賞が古瀬の自然と文化を守る会(茨城県谷和原村)、農林水産省農村振興局長賞が愛西土地改良区(滋賀県彦根市)、環境省自然環境局長賞が財団法人阿蘇グリーンストック(熊本県阿蘇郡一帯)、朝日新聞社賞がNPO法人 宍塚の自然と歴史の会(茨城県土浦市)、子どもと生きもの賞がふるさときすみの地域活動推進協議会(兵庫県小野市)、パートナーシップ賞がナマズのがっこう(宮城県築館町、若柳町、迫町)、オーライ!ニッポン賞が四季彩のむら(宮崎県高鍋町)。また審査員特別賞であるこどもたちの手作り自然賞に、江戸川区立篠崎第五小学校の篠崎の里自然復活大作戦(東京都江戸川区)が選ばれた。
 なお農林水産大臣賞に選ばれた「古瀬の自然と文化を守る会」では、昭和40年代まで谷和原村に残されていた農村の環境と文化を後世に伝えていくことを目的に、地域の農業者らが自ら湿田、水路、樹木の再生に取り組むほか、東京の葛飾区との交流活動も行われている。【農林水産省】

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