一般財団法人環境イノベーション情報機構
新道路施策のための15年度社会実験実施結果報告会を開催へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.11.22 【情報源】国土交通省/2004.11.19 発表
国土交通省道路局は平成15年度に同局が実施した新道路施策のための社会実験の実施結果についての報告会を、16年12月7日に東京・港区のホテルはあといん乃木坂で開催することにした。新道路施策のための社会実験は、道路に関する新施策を本格的に導入するかどうかの判断材料を得る目的で11年度から実施されているもの。
年に1度テーマと地域の公募・選定を実施、選ばれた地域で期間を限定して試行した上で、結果の評価を行っている。
今回の報告会は15年度に実施された社会実験のうち、特に「くらしのみちゾーン」、「トランジットモール」、「NPOなどとの協働による道活用」の3テーマに関する実験結果について報告・意見交換を行う。
「くらしのみちゾーン」は歩行者・自転車優先で快適な道路空間を形成する取り組みのことで、道路を歩行者・自転車と公共交通機関に開放し街のにぎわいを創出する取り組み「トランジットモール」とともに、歩行者や自転車を優先した交通施策の手法として同省が提唱しているもの。
島根県津和野町の人と環境にやさしいまちづくりに向けた社会実験の結果など8地域の報告が行われる予定。
なおこの報告会への参加希望者は事前に電子メールもしくはFAXで(財)国土技術研究センター情報調査室(FAX番号:03−4519−5016)まで申し込むことが必要。定員は250名。参加費は無料だ。【国土交通省】