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環境ニュース[国内]

地球環境研究総合推進費 研究課題27件1プロジェクトの中間・事後評価結果公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.11.15 【情報源】環境省/2004.11.15 発表

 環境省は平成16年11月15日、「地球環境研究総合推進費」により現在継続中の研究課題に対する中間評価と、15年度に終了した研究課題に対する事後評価の結果をまとめ公表した。
 地球環境研究総合推進費は、学際的、省際的、国際的な観点から総合的に地球環境保全に資する調査研究を推進することを目的とし、環境省が2年度に設立した研究費。15年度には約29億6,500万円の総予算で47の研究プロジェクト、16年度には30億1,500万円の総予算で50の研究プロジェクトが実施されている。
 なお今回評価を行ったのは(1)16年度が研究開始2年目にあたる問題対応型研究13件、(2)14年度に開始された戦略的研究開発プロジェクト(注1)1プロジェクト、(3)15年度の中間評価で高い評価を受け、研究期間の延長が希望されている問題対応型研究4件、(3)15年度で研究期間が終了した問題対応型研究10件−−の計27件1プロジェクト。
 地球環境研究の専門家・有識者で構成される地球環境研究企画委員会とその下部組織の4つの研究分科会が評価を行った。
 このうち16年度が研究開始2年目にあたる13件については、研究を中断すべきとの評価を受けた課題はなく、全ての課題の研究継続が決定。研究期間の延長が希望されている4件についてもすべて研究の2年間の延長が了承された。
 また14年度に開始された戦略的研究開発プロジェクト「21世紀の炭素管理に向けたアジア陸域生態系の統合的炭素収支研究」はその下で行われた4課題の研究とプロジェクト全体がいずれも「非常に優れた研究」と評価され、14年度で研究期間が終了した10件の評価もおおむね高かった。

(注1)環境省が大枠を作成したトップダウン型の研究プロジェクト。【環境省】

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