一般財団法人環境イノベーション情報機構
2004/2005年の南氷洋鯨類捕獲調査船団が出航
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.11.12 【情報源】水産庁/2004.11.11 発表
2004/2005年の南氷洋鯨類捕獲調査に従事する調査母船調査母船「日新丸」、調査標本採集船「勇新丸」、「第2勇新丸」、「第1京丸」、目視専門船「第2共新丸」が04年11月12日10時40分に下関港から出航することになった。南氷洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき1987/88年から開始された調査。クジラをとりまく南氷洋の海洋生態系の解明を目的に、ミンククジラの自然死亡率、加入率、群の住み分け状況その他の関連データを収集してきた。
今回は18年間を予定していた当初の調査計画の最終調査にあたり、南氷洋5区及び6区西側の海域を対象海域にミンククジラ約400頭を捕獲しデータを収集する。【水産庁】