一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年度「手づくり郷土賞」、計17件の表彰を決定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.11.11 【情報源】国土交通省/2004.11.10 発表
国土交通省は平成16年11月10日に、16年度「手づくり郷土(ふるさと)賞」の地域整備部門6件、地域活動部門11件の表彰を決定した。「手づくり郷土賞」は地域の個性、魅力を創り出している社会資本整備の事例に対する表彰制度として昭和61年に創設された賞。社会資本を対象とした「地域整備部門」に加え、平成13年度からは社会資本と関わりのある地域活動を対象にした「地域活動部門」を創設している。
選定委員会の講評によれば、今回の応募事例の中では「地域活動部門」で、清掃や森林復元など住民による環境保全活動とあわせ、体験型の環境学習を組み合わせた取り組みや、歴史・文化的施設の保存、復元、活用で住民が積極的に行政へ提案を行い活動している事例が目立ったという。
なお環境関連の活動としては「地域整備部門」で東京都北区赤羽東口京浜通り商店街地区での景観づくりにともなう道路整備事業、静岡県熱海市の海岸環境整備事業、「地域活動部門」で北海道常呂町のNPO法人「自然体験村虫夢(むーむー)ところ昆虫の家」のオホーツクの自然を生かした子供の自然体験活動、北海道黒松内町の「黒松内ぶなの森自然学校」の活動、茨城県日立市・助川町の「森の自然学校助川山保全くらぶ」のドングリの森づくり、滋賀県八日市市の里山保全活動団体「遊林会」の活動などが受賞している。【国土交通省】