一般財団法人環境イノベーション情報機構
西太平洋域での海洋観測データ発掘救済プロジェクトで国際ワークショップ開催へ
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.11.08 【情報源】海上保安庁/2004.11.05 発表
海上保安庁は「西太平洋域における海洋観測データ発掘救済プロジェクト国際ワークショップ」を2004年11月10日から12日まで、東京・中央区の海上保安庁海洋情報部で開催することにした。「西太平洋域における海洋観測データ発掘救済プロジェクト」は各地に蓄積された地球温暖化研究などに役立つ貴重な歴史的海洋データが散逸したり、失われたりしないよう、データの発掘・救済を進めることを目的としたもの。
2000年のUNESCO政府間海洋委員会会議で、2002年から5か年計画で開始することが決定され、日本がそのリーダーシップを果たすことが求められている。
今回の国際ワークショップでは、東南アジア諸国を中心とする関係12か国の国立海洋データセンターの代表者が参加し、各国での海洋観測状況、プロジェクトの進捗状況を報告するとともに、今後データ発掘救済を協力して推進する方法について検討する予定。【海上保安庁】