一般財団法人環境イノベーション情報機構
低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術5件を採択 実証試験実施へ
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.11.04 【情報源】環境省/2004.11.04 発表
実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査技術・対策技術の募集を2回にかけて行っていた環境省は、平成16年11月4日に、応募があった12件の技術の中から5件を採択したと発表した。今回の技術募集は、中小・零細企業を含む土壌汚染原因者や土地所有者が無理なく実施できる土壌改善技術の確立が目的。選定した技術については環境省が現場実証試験を行ない、その結果を踏まえた総合的な技術評価の結果を公表する。
採択されたのはアサヒ地水探査(株)・日立プラント建設サービス(株)・三菱商事(株)の「短期原位置微生物活性化型のバイオレメディエーション」、大成建設(株)の「ふっ素吸着材料を用いた原位置浄化技術」、(株)竹中工務店の「地下水の有効利用を考慮したナノアイロンの注入技術」、協同組合地盤環境技術研究センターの「土壌汚染調査用簡易土壌サンプラー・簡易地下水サンプラー」、東和科学(株)の「比色式NAPL検出法」。
これらの技術についての実証試験は16年11月から17年3月までの間に行われ、試験結果は17年3月にまとめられる予定。【環境省】