一般財団法人環境イノベーション情報機構
漁村の汚水処理施設普及率、15年度末時点で37%に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.11.02 【情報源】水産庁/2004.10.19 発表
水産庁は平成16年10月19日、15年度末時点での漁村の下水道や集落排水施設などの汚水処理施設の普及率が37%、処理人口が94万4,000人に達したと発表した。前回の調査を行った14年度末時点の結果(汚水処理人口等普及率35%、処理人口90万1,000人)より2ポイント、処理人口にして4万3,000人の上昇。
漁村における汚水処理は、農業・漁業集落排水施設、公共下水道、浄化槽が分担して行っているが、その普及率は全国平均(14年度末約76%)、中都市(同約81%)、小都市(同約63%)、町村(同約52%)などに比べてきわめて低い状況に止まっている。【水産庁】