廃掃法施行規則改正案、一廃・産廃の最終処分場技術基準改正案への意見募集結果公表

【ごみ･リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2004.10.27 【情報源】環境省／2004.10.26 発表

　環境省は平成１６年８月１６日から９月８日まで実施していた、廃棄物処理法施行令と施行規則改正案への意見募集結果のうち、すでに９月１７日付けで結果を公表してい
た施行令改正関連部分以外の内容についてまとめ、１６年１０月２６日付けで公表し。
　今回公表されたのは（１）廃棄物処理施設の設置許可申請時の生活環境影響調査書の
添付の特例対象、（２）最終処分場の残余容量の定期的な把握、記録・閲覧の義務付け、（３）製鋼用電気炉など既存の製造設備を活用した廃棄物焼却施設の構造・維持管理基準の合理化、（４）小型廃棄物焼却炉の処理基準の見直し、（５）管理型最終処分場のほう素、ふっ素、アンモニア及び硝酸・亜硝酸化合物等の排水基準の見直し−−についてのもの。
　意見には例えば、「最終処分場の残余容量の定期的な把握に際しては、把握のための手法を明確にし、記録・閲覧の対象とすべき」といったものがあり、この意見に対しては「把握方法は通知で示す予定であり、またこの通知の中で記録・閲覧項目に把握方法を明記することを入れる」との考えが示されている。
　これらの意見を踏まえた省令改正案は１０月２７日に公布され、施行期日は（１）については１６年１０月２７日、（３）（４）については１６年１２月１０日、（２）（５）については１７年４月１日となる予定。【環境省】