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環境ニュース[国内]

03年修正版IAEA輸送規則に基づいた放射性物質輸送に関する規制改正案への意見募集実施

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.10.27 【情報源】文部科学省/2004.10.27 発表

 文部科学省は「2003年修正版IAEA輸送規則」を反映させた「核燃料物質等の工場又は事業所の外における運搬に関する規則改正案」、「核燃料物質等の工場又は事業所の外における運搬に関する技術上の基準に係る細目等を定める告示改正案」、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則改正案」、「放射性同位元素又は放射性同位元素によって汚染された物の工場又は事業所の外における運搬に関する技術上の基準に係る細目等を定める告示改正案」をまとめ、この案について平成16年11月26日まで意見募集を行うことにした。
 「IAEA輸送規則」は実質上条約としての効力を持つ国際原子力機関(IAEA)の勧告。日本の放射性物質輸送に関する規制体系はこの輸送規則に沿ってて構築されており、現行法令は1996年版「IAEA輸送規則」に基づいたものとなっている。
 今回の改正は、この96年版輸送規則の2003年修正版がIAEAで承認され、国際民間航空機関(ICAO)が2005年1月1日、国際海事機関(IMO)が2006年1月1日に、それぞれ修正版に基づいた条約を発効させることとなったことを受けたもの。要求技術基準が厳しい核分裂性輸送物からの適用除外が許される核燃料輸送物のうち、ベリリウム・重水素についての重量制限値変更などの内容が含まれている。
 なお今回の改正案は、意見募集の結果を参考にした上で最終的にまとめられた内容を2004年12月中旬に公布し、2005年1月1日から施行する予定。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【文部科学省】

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