一般財団法人環境イノベーション情報機構
第3回「はかるくん」活用コンクールの受賞作品を発表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.10.27 【情報源】文部科学省/2004.10.26 発表
文部科学省と財団法人放射線計測協会は、身の回りの放射線を簡単に測定できる簡易放射線測定器「はかるくん」を使った夏休みの自由研究など第3回「はかるくん」活用コンクールの作品として募集していたが、平成16年10月26日の「原子力の日」に今回のコンクールの受賞作品を発表した。今回は小、中、高校・一般あわせ、計206件の応募があった中から、文部科学大臣賞・はかるくん博士として山口県の小学4年生の植木智隆くん、奈良学園中学校・高等学校 科学館を愛する生徒の会の作品が選定されたほか、財団法人放射線計測協会理事長賞には愛媛県の小学6年生渡辺奈央さん、茨城県下妻市立下妻小学校放射線計測班の作品、奨励賞には小中学生4名の作品4点、審査員賞には小中学生3名と小学校2校、高校1校の計6点の作品が選ばれた。
なお受賞者に対する表彰式は、16年11月4日に茨城県東海村の日本原子力研究所東海研究所内で行われる。
「はかるくん」は放射線計測協会が身の回りの放射線測定に役立ててもらえるよう平成元年度から一般に貸出しを行っている測定器。「はかるくん」活用コンクールは「はかるくん」の活用をとおして放射線に対する基礎知識の普及することを目的として開催されている。【文部科学省】