一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本海の大型クラゲ、目撃数は2003年より減少
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.10.19 【情報源】水産庁/2004.10.15 発表
水産庁は日本海沿岸の2004年10月中旬までの大型クラゲ(エチゼンクラゲ)出現状況を2004年10月15日付けで公表した。今回の発表内容は独立行政法人水産総合研究センター、関係道府県、漁業団体の協力を受けてまとめたもの。
報告によると2004年は目撃数、入網個体数とも大量発生した2003年に比べ少なかったが、7月には丹後半島以西にしか確認されなかったものが、10月までには能登半島沖や山形県沖、青森県の日本海側沿岸でもクラゲを確認。昨年同様分布範囲の拡大がみられた。
このため水産庁では「クラゲの出現動向については今後とも十分な注意を要する」と注意をよびかけた。【水産庁】