一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本貨物鉄道のモーダルシフトの取組みが日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞受賞
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.10.07 【情報源】国土交通省/2004.10.07 発表
国土交通省は2004年度の「日本鉄道賞」の受賞者を2004年10月7日付けで発表した。「日本鉄道賞」は鉄道開業130周年を記念して2002年に新設された賞で、各年度ごとにテーマを設定し、そのテーマについて積極的な取組みのあった鉄道事業者・団体を表彰するとしている。
3年目にあたる2004年のテーマとしては、(1)地域活性化、(2)便利で魅力ある鉄道−の2テーマが設定されており、39件の応募の中から、「地域活性化への貢献」については、廃線となった旧国鉄岩日北線軌道敷跡地を観光資源として活用した錦川鉄道(株)の取組み、「便利で魅力ある鉄道」については、新幹線と在来線特急の新八代駅での同一ホーム対面乗換えを実現させた、九州旅客鉄道(株)、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、鉄道情報システム(株)の取り組みが「日本鉄道賞」を受賞した。
なお「便利で魅力ある鉄道」では、電車型特急コンテナ列車を開発し、東京〜大阪間の宅配便のモーダルシフトを実現させた日本貨物鉄道(株)の取組みが表彰選考委員会特別賞を受賞した。
受賞者に対しては、10月14日に東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催される「鉄道の日」記念祝賀会で表彰式が実施される。【国土交通省】