一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

5原発の第1回定期安全管理審査結果を公表 関電高浜1号機は「重大な不適合」

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.10.04 【情報源】原子力安全・保安院/2004.10.01 発表

 原子力安全・保安院は平成16年10月1日、(1)北海道電力(株)泊原発2号機、(2)関西電力(株)高浜原発1号機、(3)四国電力(株)伊方2号機、(4)九州電力(株)玄海原発2号機、(5)同3号機−−の5基の原発について、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された第1回目の定期安全管理審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ、公表した。
 定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、独立行政法人原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
 今回発表分では美浜3号機の事故発生原因調査の結果、関西電力(株)自体の品質マネジメントシステム上の問題がみつかったとして高浜原発1号機が「評定C」とされた。
 一方、軽微な不適合があった北電泊2号機と四電伊方2号機の評定は「B」とされ、不適合がなかった九電玄海2・3号機の評定は「A」だった。【原子力安全・保安院】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク