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環境ニュース[国内]

山梨・須玉町日向処分場の不法投棄産廃処理実施計画案に環境大臣が同意

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2004.09.27 【情報源】環境省/2004.08.30 発表

 「特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法(産廃特措法)に基づき山梨県が作成した、須玉町日向処分場の産廃処理に関する行政代執行実施計画書案に対し、環境大臣は平成16年8月30日付けで同意を行った。
 産廃特措法による都道府県の実施計画が環境大臣の同意を得たのは香川県豊島、青森・岩手県境に続き今回が4県目(3番目の事例)。
 須玉町日向処分場は平成9年7月に(有)坂下工業の自社処分場(安定型ミニ処分場)として埋立開始されたが、坂下工業が逮捕された11年11月までの間に、5,838平方メートルの中に、他社の産廃を含め約13万立方メートルにのぼる大量の産廃投棄が行われたことが判明している。
 実施計画案は17年度までに、法面を整形し急斜面箇所の産廃を除去。さらに整形した法面に遮水シートを張り雨水浸透を防止するほか、側溝を設置し法面の表面流水を排水するとしている。
 2億4,000万円の事業費がかかる見込みだが、今回の同意により、産廃特措法に基づき産廃処理費用の3分の1が国庫補助される。
 なお坂下工業には別途、廃棄物処理法に基づく措置命令を発出済み。廃棄物の排出事業者には搬入した廃棄物の撤去が行政指導されており、すでに約4,500立方メートル分を撤去済みである。【環境省】

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