一般財団法人環境イノベーション情報機構
RDF製造、保管基準を規定する廃掃法施行規則改正案への意見募集結果公表
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2004.09.27 【情報源】環境省/2004.09.27 発表
環境省は平成16年3月11日から26日まで実施していた廃棄物処理法施行規則改正案についての意見募集結果をまとめ、平成16年9月27日に公表した。この案はごみ固形燃料(RDF)の製造、保管、性状管理に関する廃棄物処理施設の技術上の基準などを見直したもの。
期間中寄せられた意見は10通で、1通に複数意見が書かれているケースを整理すると総意見数は計20件にのぼった。
意見には例えば、「保管設備内で速やかに処分する固形燃料は不良品のみとすべき」「COの発生は瞬時に変化するものではないため、30分に1回程度の間欠的な測定でよい」などの内容があり、これらについては「固形燃料の性状管理は、全量のうちの一部分を採取し、判定することから、基準に満たない場合、保管されている固形燃料のどの部分が不良品であるかわからないので事故の未然防止の観点から、全てを処分する必要がある」、「ごみ固形燃料の異常を早期発見し、対策を講ずるためには常時、保管設備内の状況を把握する必要がある」との考えが示されている。【環境省】