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環境ニュース[国内]

16年7月分の総需要電力量、猛暑で15年7月実績より11.5%増

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2004.09.22 【情報源】資源エネルギー庁/2004.09.21 発表

 資源エネルギー庁は、平成16年7月分の日本の総需要電力量速報値を16年9月21日付けで発表した。
 16年7月の総需要電力量は912億kWhで15年7月と比べ11.5%増加。6か月連続で前年実績を上回った。
 またこのうち一般家庭で使用された電力量は225億kWh。15年7月に比べ17.8%もの増加で、猛暑の影響による冷房使用の増加と15年が冷夏だったことが大幅増加の要因となった。
 一方産業用大口電力需要は、機械器具製造業で需要が増え、繊維工業、石油・石炭製品製造業を除く主要業種全般でも15年を上回ったことから、全体としては前年同月比6.2%増と11か月連続で前年実績を上回った。
 なお16年4月から、電力小売自由化部門の範囲が変更されたことに伴い、オフィスビルなどが利用する「業務用需要」電力量の一部などが「特定規模需要(注1)」の中に区分変更された。このため業務用需要電力と特定規模需要の数値が16年3月までの数値と大きく変動しており、16年7月は業務用需要が115億9,300万kWh(16年3月:130億kWh)、特定規模需要は316億4,900万kWh(16年3月:180億kWh)となった。

(注1)契約電力が500kW以上の需要家が一般電気事業者が持つ電線路を通じて利用した電力。16年4月から500kW以上の高圧需要家は、電気の供給事業者を選択したり、供給条件の交渉を行って、相対契約を結ぶことが可能となった。【資源エネルギー庁】

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