一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省が企業の社会的責任に基づく環境配慮などを検討へ
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2004.09.21 【情報源】環境省/2004.09.21 発表
環境省は企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を検討するために、「社会的責任(持続可能な環境と経済)に関する研究会」を設置し、第1回研究会を平成16年9月30日に開催することにした。CSRは環境保全、消費者保護、公正な労働基準、人権、安全衛生、地域社会貢献など、企業による幅広い要素への取り組むを含む概念。欧米ではCSRへの取り組みが企業の競争力強化にもつながるとして、積極的に取り組む企業が増えており、16年6月には国際標準化機構(ISO)でもガイドラインに着手することが議決されている。
また国内では、経済産業省も「企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)に関する懇談会」を設置しており、16年9月10日には同懇談会による中間報告書も公表されている。
環境省のこの研究会は、持続可能な経済社会におけるCSR活動の意義、日本企業が目指すべきCSRにおける環境への配慮やCSR活動の推進にあたっての行政の役割を研究する方針。【環境省】