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環境ニュース[国内]

16年4〜6月に実施された実用発電用原子炉の使用前検査、燃料体検査、定期検査結果を原安委に報告

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.09.21 【情報源】原子力安全・保安院/2004.09.17 発表

 平成16年9月17日開催の原子力安全委員会で、平成16年度第1四半期(16年4〜6月)に実施された実用発電用原子炉の使用前検査、燃料体検査、定期検査の結果が報告された。
 16年4〜6月には、12基の原発に対する計37件の使用前検査、19件の燃料体検査が実施され、いずれも合格証が交付された。
 定期検査は9基の原発で実施され、このうち、福島第一原発2号機、同4号機、柏崎刈羽原発1号機、同3号機、5号機では原子炉冷却材再循環系配管溶接部の継手にひびがみつかるなどの異常が発見され、それぞれ、状況に応じて部品の修理・取替えやひびの除去、進展評価結果により、ひび割れを修理せずに運転を継続することが可能とした特殊設計施設の認可(柏崎刈羽3号機炉心シュラウド下部リング外側溶接部近傍のひびのみ)などの措置がとられた。
 原子力安全・保安院ではこれら定期検査に関する作業は、すべて法令に基づく線量限度内で実施されたとしている。【原子力安全・保安院】

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