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環境ニュース[国内]

牛深市周辺5海域を海中公園地区に指定 雲仙天草国立公園の公園区域・計画変更案

自然環境 自然公園】 【掲載日】2004.09.13 【情報源】環境省/2004.09.10 発表

 環境省は雲仙天草国立公園・天草地域の公園区域・公園計画の見直し・変更案について平成16年10月12日まで意見募集を行っている。
 雲仙天草国立公園は昭和9年3月に日本初の国立公園の1つ雲仙国立公園として発足。昭和31年天草地域が編入され名称を雲仙天草国立公園に改称した。
 長崎・熊本・鹿児島にまたがる公園で、このうち天草地域は、大小120余りの島々からなる海洋景観を主体とし、多島海や海食崖、砂洲などの多様な景観を、海中では熱帯系魚類や石サンゴ類を見ることができる。
 今回の見直しは公園をとりまく社会情勢が変化していることを踏まえて実施するもの。
 (1)建物が建ち並び国立公園としての資質を失っている牛深市牛深町・中浦の一部地域計8ヘクタールを公園区域から削除する、(2)埋め立てされた松島町、有明町、倉岳町の元海面を公園区域から削除する、(3)サンゴ類が豊富で魚類種数も多い牛深市牛深町周辺の5海域計64ヘクタールを海中公園地区に指定する、(4)施設整備の見込みがなく、計画の必要性が乏しい園地、宿舎、野営場、舟遊場などの計画を削除する−−などの内容が含まれている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【環境省】

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