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環境ニュース[国内]

16年夏期の水難・山岳遭難事故状況を発表

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2004.09.10 【情報源】警察庁/2004.09.06 発表

 警察庁は平成16年6月〜8月の国内水難事故発生状況と16年7・8月の国内山岳遭難事故状況をまとめ、16年9月6日付けで発表した。
 16年6月〜8月の水難事故発生件数は787件(15年比90件増)、水難者数は935人(15年比60件増)、うち、死者・行方不明者数は436人(15年比70人増)。
 水難事故発生場所は海が473件(15年比100件増)、河川206件(15年比39件減)、湖沼ほか37件(15年比16件増)で海での事故の発生増加が目立つ。事故発生時の状況としては水泳中244件(15年比62件増)、魚とり、釣り150件(15年比17件増)、水遊び138件(15年比30件増)の順に多かった。
 なお発生件数、水難者数、死者・行方不明者数とも15年より増加したが、15年の発生件数や水難者数は昭和41年以降の警察庁統計史上最小で、16年も15年に次ぐ過去2番目に少ない数字だった。
 一方、7・8月の山岳遭難発生件数は353件(15年比9件減)、増難者数426人(15年と同じ)、死者・行方不明者数は51人(15年比4人増)。遭難の原因別では「転落・滑落」が104件と全体の29.5%を占め、「転倒」の87件(24.6%)、「疲労・病気」の72件(20.4%)がこれに続いた。
 遭難者の年齢を見ると、全遭難者中40歳以上の中高年者の割合が78.4%と依然として高く、死者・行方不明者中の中高年者の割合も94.1%と高かった。【警察庁】

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