一般財団法人環境イノベーション情報機構
北海道広域連携モデル事業、16年度は家畜排泄物処理施設整備に重点
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.08.31 【情報源】国土交通省/2004.08.31 発表
「北海道広域連携モデル事業」の16年度実施計画が北海道から提出されたことを受け、国土交通省は平成16年8月31日に、この実施計画に基づき、国の事業推進費100億円を配分すると発表した。「北海道広域連携モデル事業」は地方の自主性・裁量性を活かした社会資本整備を試行的に実施することを目的に16年度に創設された制度で16〜19年度までの4年間を計画期間としている。
北海道は事業の基本計画である「北海道広域連携モデル事業計画」の中で、(1)豊かな自然環境の保全、(2)魅力あふれる北海道観光の形成、(3)災害に強い地域づくり−−の3テーマについて、達成すべき成果目標、アウトカム(政策の成果)指標、必要な事業をまとめ、16年度実施計画はこの「事業計画」に基づき策定されている。
なお、環境に「環境」をテーマとした取組みでは、標津川流域での良好な生物生息・生育環境の保全・復元、十勝川流域、天塩川流域、網走川流域での健全な水環境の保全・復元なども予定されているが、「家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(家畜排泄物法)」の管理基準による家畜排泄物管理が16年11月より全面施行されることを考慮し、16年度は家畜排泄物をリサイクルするための処理施設整備を集中的に実施する。【国土交通省】