１６年度国指定鳥獣保護区指定の設定計画書案に対する意見募集を開始

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.08.16 【情報源】環境省／2004.08.16 発表

　環境省は平成１６年８月１６日、環境大臣が指定する鳥獣保護区のうち、１６年度に新規に国指定鳥獣保護区や特別保護地区の指定・拡張を行おうとする地区、１６年度中に存続期間が終了する鳥獣保護区のうち特別保護地区の再指定を行おうとする地区について設定計画書案をとりまとめ、この案について１６年９月１５日まで意見募集を行うことにした。
　意見募集の対象となる計画書は（一）国指定大東諸島鳥獣保護区の指定と同大東諸島特別保護地区の指定、（二）国指定中海鳥獣保護区の指定（区域拡張）と同中海特別保護地区の指定、（三）国指定名蔵アンパル鳥獣保護区と名蔵アンパル特別保護地区の指定（区域の拡張）、（四）国指定下北西部鳥獣保護区奥戸特別保護地区・同下北西部特別保護地区の指定、（五）国指定大鳥朝日鳥獣保護区大鳥朝日特別保護地区の指定、（六）国指定北アルプス鳥獣保護区立山特別保護地区、同北アルプス特別保護地区、同乗鞍特別保護地区の指定−−についてのもの。
　環境大臣は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に基づき、鳥獣の保護・繁殖上特に重要と認められる区域を鳥獣保護区に設定することができ、これまでに、全国で５９か所の鳥獣保護区が設定され、そのうち４６か所に特別保護地区が指定されていた。【環境省】