「環境と交通に関する世界会議　in　愛知」２００５年８月に開催へ

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.08.06 【情報源】環境省／2004.08.06 発表

　国土交通省、環境省、経済産業省の３省と、国連地域開発センター、独立行政法人環境再生保全機構は、２００５年８月１日から５日まで、愛・地球博会場、名古屋大学などを会場として、「環境と交通に関する世界会議　in　愛知」を開催することを決めた。
　この会議は愛・地球博関連プロジェクトとして想定されており、様々な立場の人が環境と交通について議論を行うことによって、環境と交通に関する産学官の技術交換、情報交換を促進することが目的。
　会議は３つのパートに別れ、２００５年８月１・２日は名古屋国際センターを会場とした「アジア地域フォーラム（Regional Forum in Asia）」と名古屋大学を会場とした「くるま・環境・技術２００５」が、８月３〜５日には愛知万博会場や名古屋マリオットホテルで「環境と交通に関するシンポジウム」が開催される。
　このうち「アジア地域フォーラム」は２００４年１月にフィリピンで開催された「交通と環境に関するマニラ政策対話」で開催が約束されていたもので、アジア各国の交通環境政策担当者らが排ガス規制基準、燃料品質規制、環境面から見た持続可能な交通などのテーマを検討する。
　また「くるま・環境・技術２００５」では国内外の産学官関係者が環境に配慮した自動車技術についての情報交換を行い、「環境と交通に関するシンポジウム」は環境に配慮した交通のあり方に関する１０のテーマについて、市民も含めた様々な関係者が議論を行う予定だ。【環境省】