一般財団法人環境イノベーション情報機構
愛・地球博の環境アセス2追跡調査に対し環境大臣意見送付
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2004.08.06 【情報源】環境省/2004.08.06 発表
環境省は愛・地球博(2005年日本国際博覧会)の環境影響評価追跡調査報告書のうち、「催事・照明に伴う予測・評価」と「2003年度環境モニタリング調査に関する報告書」に対する、環境大臣の助言を2004年8月6日付けで経済産業大臣に提出した。愛・地球博の環境影響評価書については、環境大臣意見などを考慮した事業所管大臣の経済産業大臣意見が2002年6月にまとめられており、一連の環境アセス手続きは終了している。
ただし最終的な評価書は8項目の追跡調査を行った上で作成することになっており、今回の意見はこのうち催事・照明と2003年度環境モニタリングの追跡調査が作成されたことから、この追跡調査報告書に対し意見をまとめたもの。
(1)催事・照明に関しては供用時の騒音予測値が高いことから、騒音影響の低減策を検討し、その結果に基づいた対策を行うこと、(2)2003年度環境モニタリング調査については、2002年度に続き大気中二酸化窒素濃度が高いため、車両管理システムの充実による資材搬出入ルート・時期の分散化対策を強力に推進すること−−などの指摘を行った。【環境省】