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環境ニュース[国内]

東海第2原発の第1回目定期安全管理審査結果、保安院が妥当と評定

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.07.27 【情報源】原子力安全・保安院/2004.07.26 発表

 原子力安全・保安院は平成16年7月26日、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された日本原子力発電(株)東海第2発電所の第1回定期安全管理審査結果に対する保安院の評定結果が「B(軽微な不適合事項はあるが品質マネジメントシステムは機能している)」であったと公表した。
 原子力発電所での定期安全管理審査は、14年8月に発覚した東京電力の一連の不正問題を契機に改正された「電気事業法」により、不正再発防止策として15年10月1日から新たに導入された制度。原発設置事業者が実施した定期事業者検査に対し、独立行政法人原子力安全基盤機構が(一)実施組織、(二)検査方法、(三)工程管理、(四)検査協力事業者の管理に関する事項、(五)検査記録の管理に関する事項、(六)検査にかかわる教育訓練に関する事項−−の6分野について、抜き打ち的手法も使って文書審査や実地審査を行うとしている。
 今回の審査の場合は延べ300以上の審査項目のうち、重大な不適合はなかった。改善が必要と判断された項目が22あったものの、うち18項目は審査期間中に事業者が是正。残りの4項目についても不適合是正措置計画が作成され、今後是正される見込みとなっている。
 なお、この内容について保安院は「機構の判断は妥当」であるとの判断を示している。【原子力安全・保安院】

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