一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

大飯原発1号機燃料取替用水タンクで水のにじみ 補修でひびの塗装はげ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.07.20 【情報源】原子力安全・保安院/2004.07.16 発表

 関西電力(株)は平成16年7月16日、定期検査中の大飯発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力117万5千キロワット)で、燃料取替用水タンクから水のにじみが発見されたと原子力安全・保安院に報告した。
 この燃料取替用水タンクは16年6月10日に、仮設ダクトホースの取付タイミングのミスが原因で変形したため、補修作業が行われていた。
 水のにじみは、補修が終わった後で原子炉容器上部のプールからタンクへ水を戻し、耐圧検査準備のために点検を行っていた7月14日に、タンク戻り配管のサポート当て板をタンクに溶接している付近からみつかったもの。
 調査を行った結果、原因は海塩粒子によりタンクがさびた部分に力が加わり、ごく小さなひびができていた上に、補修作業時の熱の影響で塗装皮膜がはげたためと推定された。
 また今回にじみのあった場所以外の当て板4か所についても浸透探傷検査の結果、ひびが認められたことが報告されている。
 なおこの件について、外部への放射性物質の影響はないという。【原子力安全・保安院】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク