一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年上半期の海浜事故、過去10年間で最多に
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2004.07.20 【情報源】海上保安庁/2004.07.15 発表
海上保安庁は平成16年7月15日、16年1月から6月までの半年間に釣りや海水浴、サーフィンなど、マリンレジャーに伴う事故にあった人が245人、うち死亡・行方不明者が94人と、過去10年間で最も多かったと発表し、本格的なマリンレジャーシーズンの開始に向けて注意を呼びかけた。同庁によれば、海水浴の場合は特に(1)遊泳禁止場所に近づかないこと、(2)突然の大波や潮の流れに注意すること、また、磯釣りや磯遊びをする場合には、(一)海面水位が高くなる満月や新月の日を中心に、高波や水位に対する注意が必要。
なお同庁ではこれらに加え、もしもの場合に備えて「ライフジャケットの常時着用」、「携帯電話などの連絡手段の確保」、「緊急通報用電話番号118番の活用」も取り組んで欲しいと呼びかけている。【海上保安庁】