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環境ニュース[国内]

大飯原発2号機の第1回定期安全管理審査結果公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.07.12 【情報源】原子力安全・保安院/2004.07.09 発表

 原子力安全・保安院は平成16年7月9日、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された関西電力(株)大飯原発2号機の第1回定期安全管理審査結果に対する保安院の評定結果が「B(軽微な不適合事項はあるが品質マネジメントシステムは機能している)」であったと公表した。
 原子力発電所での定期安全管理審査は、14年8月に発覚した東京電力の一連の不正問題を契機に改正された「電気事業法」により、不正再発防止策として15年10月1日から新たに導入された制度。原発設置事業者が実施した定期事業者検査に対し、独立行政法人原子力安全基盤機構が(一)実施組織、(二)検査方法、(三)工程管理、(四)検査協力事業者の管理に関する事項、(五)検査記録の管理に関する事項、(六)検査にかかわる教育訓練に関する事項−−の6分野について、抜き打ち的手法も使って文書審査や実地審査を行うとしている。
 なお今回の大飯原発2号機の審査の場合は、延べ300以上の審査項目のうち、5項目で改善が指摘されたが、うち3項目は審査期間中に事業者が是正したほか、残り2項目は定期事業者検査要領書に関する指摘で不適合事項にはあたらないとされている。【原子力安全・保安院】

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