小規模オフィス向け環境マネジメント支援ソフト「環境大福帳」を完成

　環境省は平成１６年７月２日、同省が中小事業者・個人事業者に簡易な環境マネジメント方法を提供する目的で開発した「環境活動評価プログラム（エコアクション２１）」に基づくソフト「環境大福帳」を完成したと発表した。
　「環境大福帳」はオフィス、運輸、サービスなど比較的環境負荷の発生が少ない事業者を対象に想定し、２００４年版の「エコアクション２１」のに沿って内容を構成した。電気、ガス、燃料の使用データやその費用を入力することによって、二酸化炭素排出量やコストについて、前月との比較、平均値との比較が簡単に計算できる。
　入手は環境省ホームページからのダウンロードにより可能。
　環境省では、「エコアクション２１」や「環境大福帳」の普及により、中小事業者が環境配慮に対する取組みを自主的・積極的に進めていくことを期待している。【環境省】