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環境ニュース[国内]

徳島大学医学部でトリチウムを含む廃液ビンを発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.06.30 【情報源】文部科学省/2004.06.28 発表

 平成16年5月に徳島大学医学部臨床研究棟の放射線管理区域外の研究室内から発見された7本の廃液ビンについて、大学側が調査を続けていたところ、16年6月28日までにうち4本から放射性物質のトリチウムの検出が確認され、大学が文部科学省に通報した。
 ビンの中のトリチウムの最大濃度は1立方センチメートルあたり5.6ベクレルと微量で、ビンが置かれていた実験室内からは放射線が検出されていないため、環境や人への影響はないとみられている。
 なお文部科学省は徳島大学学長に連絡が遅れたことについて、口頭により厳重注意を行うとともに、放射線検査官を現地に派遣し、法令に基づく報告の要請など、今後大学側に必要な措置を求める方針。【文部科学省】

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