一般財団法人環境イノベーション情報機構
「国土交通省環境行動計画」を策定
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2004.06.28 【情報源】国土交通省/2004.06.28 発表
国土交通省は同省の政策のあらゆる局面で環境負荷を低減させるための方向性を示した「国土交通省環境行動計画」を平成16年6月28日までに策定した。この行動計画は、国土交通行政の内容を環境配慮型にしていくために、(1)事業の計画、実施、維持管理、廃止までの全段階を通じ環境負荷を低減する、(2)関係する流域など広域を視野に入れる、(3)目標を共有した各種施策を組み合わせ、集中的に実施する、(4)国民各界各層の主体的な行動、連携・協働を促進する−−の4つの視点から行政を再構築するとしている。
また4つの視点を踏まえた上で、(一)社会資本整備事業の全段階を通じ環境の保全・再生・創造を内在化させるライフサイクル・マネジメントの導入、(二)環境負荷の小さい交通への転換、(三)建築物の環境性能評価システムの開発普及などを通じた、環境に対する感度の高い市場の整備、(四)持続可能な国土の形成、(五)建設工事のゼロエミッション化、木材リサイクルの推進など循環型社会の形成、(六)環境対策に意欲がある者への集中支援など、目標の実現力を高める施策の推進−−の6分野について改革を行うとした。【国土交通省】