一般財団法人環境イノベーション情報機構
エコアジア2004を鳥取で開催 環境教育などテーマに
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.06.21 【情報源】環境省/2004.06.20 発表
2004年6月19日・20日の両日、鳥取県米子市の米子コンベンションセンター(ビッグシップ)国際会議室でアジア太平洋環境会議(エコアジア2004)が開催された。エコ・アジアは、アジア・太平洋地域の環境大臣などが自由に意見交換を行い、政策対話を進めていくことを目的とした会議で、1991年にスタートした。
今回の会議にはアジア・太平洋地域約20か国の環境担当大臣、13の国際機関の代表者が参加。
各国の環境問題への取組みを発表するとともに、アジア太平洋環境開発フォーラム(APFED 注1)や環境政策形成に向けての科学インフラ整備プロジェクト「太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト」(APEIS)の活動進捗状況などについて議論を行った。
議論の結果は議長総括として採択され、この議長総括には、環境教育のためのアジア地域内の協力の推進、APFED、APEISの更なる推進の必要性などが盛り込まれた。
(注1)アジア太平洋地域にふさわしい、衡平で持続可能な開発のモデルを2004年までに提示することを目的に、2001年10月に設立された組織。2004年5月に開催された第5回会合では最終報告文書の第一次草案がまとめられた。【環境省】