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環境ニュース[国内]

気候変動に関する日米政府事務レベル協議をドイツ・ボンで開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.06.21 【情報源】外務省/2004.06.17 発表

 2004年6月16日、ドイツのボンで気候変動に関する日米政府間事務レベル協議が開催された。
 この協議には、日本側から福島外務省気候変動枠組条約室長、坂本経産省地球環境対策室長、牧谷環境省国際対策室長らが、米側からはワトソン国務省上級気候交渉官兼特別代表らが参加し、(1)科学技術、(2)市場メカニズム−−などを通じての温暖化防止と(3)途上国の参加問題について意見交換が行われた。
 このうち科学技術については、2003年8月の第3回日米ハイレベル協議で合意された、太平洋での二酸化炭素観測など11の共同研究プロジェクトの進捗状況を確認するとともに、新プロジェクト追加について、今後双方で調整を行うことを合意。
 また市場メカニズムについては、日米双方の温暖化対策を紹介した後、2004年3月にマレーシアで開催された「気候変動とエネルギーに関するワークショップ」のような、日米共同の取組みを継続することを確認した。
 途上国問題については、日米双方の途上国との関係についての取組みを紹介しつつ、地球温暖化防止の取組みに途上国を巻き込んでいく重要性を確認。2004年9月に東京で開催される「将来の行動に関する非公式会合」やシドニーで開催される「アジア太平洋セミナー」を通じ、これらの取組みを継続していくことを合意した。【外務省】

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