一般財団法人環境イノベーション情報機構
大型クラゲ調査や海洋生物資源管理での協力を確認 日韓水産当局間ハイレベル協議
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.06.16 【情報源】水産庁/2004.06.14 発表
2004年6月11日、東京・霞が関の農林水産省内で日韓水産当局間ハイレベル協議が開催され、日本側からは田原水産庁長官ら、韓国側からは朴・海洋水産部次官補らが出席した。今回の協議で両国は、(1)2003年10月にインドネシアで開催された日中韓三国首脳共同宣言の中の「漁業資源の持続可能な利用とその保全を促進するために協力する」という文面を受けての海洋生物資源の保存・管理面での協議の継続、(2)2004年の日韓漁業協定の履行状況評価、(3)WTO水産物交渉での連携継続、(4)国際捕鯨委員会(IWC)やマグロ漁業に関する多国間協議での連携継続、(5)日韓の漁業に被害を与えている大型クラゲの研究・調査面での協力−−を確認した。【水産庁】