一般財団法人環境イノベーション情報機構
夏至の夜、電気を消して身近でとれた食材を食べよう! NPOらキャンペーン実施へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.06.08 【情報源】農林水産省/2004.06.08 発表
全国で一斉に電気を消すことを呼びかける「100万人のキャンドルナイト」が2004年6月19日から21日の夏至の日まで3日間実施されることにあわせ、「当日はろうそくを灯しながら、身近でとれた食材を食べよう!」と呼びかける「身近な食で地球を冷ませ!キャンペーン」が同時に行われることになった。「100万人のキャンドルナイト」は1年で一番夜が短い夏至の夜の午後8時から10時までの2時間、電気を消すことを呼びかける取組み。NPOの大地を守る会などが呼びかけ人となり、2003年に実施された際には推定約500万人が参加(注1)。また環境省も呼びかけに協力し、全国のライトアップ施設2,234施設が消灯を行った。2004年も環境省の「CO2削減・百万人の環」キャンペーンと連携して実施される予定だ。
今回の「身近な食で地球を冷ませ!キャンペーン」は「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ団体となっている、大地を守る会が全国農業協同組合中央会などと一緒に実行委員会を結成して実施するもの。
多くの人が身近でとれた食材を食べるように心がけると、食材の輸送距離が短縮され、ひいては省エネ・CO2の削減につながり、地球温暖化対策に貢献することができる。
(注1)環境省が毎日新聞社の読者320人を対象にして実施したアンケート調査結果による。【農林水産省】