一般財団法人環境イノベーション情報機構
国内希少野生動植物種に11種追加 「種の保存法施行令」改正案への意見募集開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.06.08 【情報源】環境省/2004.06.08 発表
環境省はダイトウオオコウモリなど11種の動植物を新たに国内希少野生動植物種として指定する「種の保存法施行令」改正案をまとめ、この案について平成16年6月22日まで意見募集を実施することにした。国内希少野生動植物種に指定されると、捕獲・採取・譲渡しが原則禁止になる。
なお環境省が実施する生息状況調査で生息情報が把握できた種のうち、国内希少野生動植物種の指定要件を満たす種については、順次指定が実施されており、現在までに62種が指定されている。今回の11種が追加されると73種になる予定だ。
なお、今回新たに指定するとされているのは、ダイトウオオコウモリ、アマミノクロウサギ、アユモドキ−−の動物種と、ムニンツツジ、ムニンノボタン、アサヒエビネ、ホシツルラン、シマホザキラン、タイヨウフウトウカズラ、コバトベラ、ウラジロコムラサキ−−の8種の植物種。【環境省】