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環境ニュース[国内]

16年度モーダルシフト促進アクションプログラムを策定

大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.06.03 【情報源】国土交通省/2004.06.02 発表

 国土交通省はモーダルシフトの促進に向けた平成16年度アクションプログラム(行動計画)を16年6月2日付けで公表した。
 モーダルシフトとは自動車による輸送から、より二酸化炭素排出量が少ない船舶や鉄道への輸送へ輸送手段を転換していくこと。
 京都議定書の削減目標を達成するための対策・施策をとりまとめた「地球温暖化対策推進大綱」ではモーダルシフトの推進で、440万トン分のCO2排出削減を目標にしているが、モーダルシフト化率は11年度から12年度にかけて低下しており、現状のままでは目標達成は難しいとみられている。
 16年度アクションプログラムはこの点や、17年が地球温暖化対策推進大綱による温暖化対策の第2ステップ期の開始の年にあたることを踏まえ、新施策の追加による取組み強化をめざした。
 15年度のアクションプログラムで柱とした(1)貨物鉄道の利用促進、(2)内航海運の利用促進、(3)荷主・物流事業者の環境意識の向上−−の各分野でもそれぞれ新施策を盛り込むとともに、施策全体の推進を図るため、(4)荷主と物流事業者の連携強化を通じ、効率的で環境負荷の小さい物流体系の構築を促す「グリーン物流総合プログラム(仮称)」の創設を新たな柱に加えた。
 「グリーン物流総合プログラム」では荷主と物流事業者が協力して燃料消費効率化計画の策定などの取組みを行い、国は取組み支援のための環境整備を行うことが想定されている。【国土交通省】

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