一般財団法人環境イノベーション情報機構
北太平洋黒潮続流周辺海域で海洋環境調査実施へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.05.19 【情報源】水産庁/2004.05.19 発表
水産庁は2004年5月20日から6月18日まで、漁業調査船照洋丸を使って、北太平洋中央部の黒潮続流周辺海域における海洋表層水塊の形成過程と変動に関する海洋環境調査を実施することにした。黒潮続流域は北太平洋で最も大量の熱を放出する海域であり、北太平洋で気候と海洋生態系の関係の構造的枠組みを解明・予測するための重要エリアとなっている。
今回の調査は気候と海洋生態系の関係の構造的枠組みの転換(レジームシフト)、これに関連するサンマ、マイワシ、まぐろ類などの浮魚資源変動のメカニズムの解明を目的として行われる。【水産庁】