一般財団法人環境イノベーション情報機構
15年度家電4品目のリサイクル実績 3年連続で法の基準値上回る
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.05.17 【情報源】環境省/2004.05.17 発表
平成16年5月17日、家電製品協会と家電メーカー各社は15年度の家電4品目のリサイクル実績を公表した。15年度の4品目のリサイクル率はエアコンで81%(14年度78%)、テレビで78%(14年度75%)、冷蔵庫で63%(14年度61%)、洗濯機で65%(14年度60%)。
エアコン60%以上、テレビ55%以上、冷蔵庫・洗濯機各50%以上(いずれも重量ベース)という同法のリサイクル率基準値は3年連続で達成された格好だ。
なお15年度1年間の4品目の指定引取場所での引き取り台数は14年度より3%増えた計約1,046万台に達しており、指定引取場所から全国の家電リサイクルプラントに搬入された台数も約1,051万台と14年度より3%増えている。
家電リサイクルプラントに搬入されたこれらの廃家電からは1年間で鉄約13万4,769トン、銅約8,791トン、アルミニウム約1,875トン、ブラウン管ガラス約5万5,975トンなどが有価物として回収されたほか、エアコンや電気冷蔵庫に冷媒として用いられていたフロン類約1,147トンが回収、破壊された。【経済産業省,環境省】