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環境ニュース[国内]

飼料原料中のダイオキシン類 15年度実態調査結果を公表

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2004.04.21 【情報源】農林水産省/2004.04.20 発表

農林水産省は平成16年4月20日までに15年度の飼料原料中のダイオキシン類実態調査の結果をまとめ、公表した。
 この調査は独立行政法人肥飼料検査所が毎年実施しているもので、15年度は魚粉9点、飼料用魚油12点、水産加工副産物7点、古畳わら4点、乾牧草類6点、畜産動物用配合飼料6点を対象にダイオキシン類濃度を調査した。
 公表内容によると、飼料原料中のダイオキシン類濃度は、魚粉で0.022〜1.38pg−TEQ/g(平均値0.54pg−TEQ/g)、魚油で4.45〜18.4pg−TEQ/g(平均値11.1pg−TEQ/g)、水産加工副産物で0.018〜1.54pg−TEQ/g(平均値0.567pg−TEQ/g)、古畳わら1.91〜8.23pg−TEQ/g(平均値3.98pg−TEQ/g)、乾牧草類で0.005〜1,54pg−TEQ/g(平均値0.381pg−TEQ/g)、畜産動物用配合飼料で、0.009〜0.065pg−TEQ/g(平均値0.021pg−TEQ/g)で、平均値は全て(注1)14年度より低かった。

(注1)14年度に測定対象になっていない水産加工副産物を除く。【農林水産省】

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