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環境ニュース[国内]

原子力施設への告発情報1件について調査結果を公開 04年4月2日までの調査終了分

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.04.05 【情報源】原子力安全・保安院/2004.04.02 発表

 原子力安全・保安院内に設置された「原子力施設安全情報申告調査委員会」は2004年4月2日付けで、原子力施設に関する告発情報1件に対する調査結果を公表した。
 今回公表された告発情報は2004年2月27日から4月2日までの間に裏付け調査が完了したもの。
 告発内容は2003年11月25日、匿名の電話により申告されたもので、「東京電力福島第二原発管理区域内で、本来は持ち込み禁止である携帯電話の使用を目撃したが、APD(警報付線量計)に悪影響を与えることはないのか」という内容。
 これに対する調査結果としては、保安規定には携帯電話の管理区域への持ち込みについて特に規定はなく、管理区域からの退出時に持ち出し基準を超える放射能汚染がある携帯電話が持ち出されていることは考えにくいことから、「管理区域内に携帯電話が持ち込まれていたとしても、直ちに保安規定に違反するものではない」とした。また、発電所内で使用中のAPDは携帯電話による誤作動の恐れはないとの判断を示した。【原子力安全・保安院】

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