一般財団法人環境イノベーション情報機構
ガスグリル・オーブン、ガス暖房温水機の省エネ基準設定案に対し意見募集開始
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2004.03.04 【情報源】資源エネルギー庁/2004.03.03 発表
総合資源エネルギー調査会の省エネルギー基準部会ガス・石油機器判断基準小委員会は、平成16年3月3日までに、(1)ガスオーブンなどのガス調理機器と(2)暖房機能を持つガス温水機器の省エネルギー基準に関する中間とりまとめを行い、この「中間とりまとめ」に対する意見募集を16年3月23日17時(必着)まで実施することにした。今回の「中間とりまとめ」は、14年4月に公表された同小委員会の報告書で、エネルギー効率測定方法についての知見が当時十分になく、今後の検討課題とされていた開放式ストーブ、ガス調理機器(ガスグリル、ガスオーブン、ガス炊飯器)、暖房機能を持つガス温水機器の省エネルギー基準の設定の可否を検討したもの。
エネルギー消費効率の測定が依然困難な開放式ストーブや、メーカーが2社しかなく、エネルギー消費効率の改善余地が小さいガス炊飯器の基準値設定は見送るとされたが、新たに測定方法が確立されたガスグリル、ガスオーブンと暖房機能を持ガス温水機器については2008年度までに達成すべき基準値が策定された。【資源エネルギー庁】