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環境ニュース[国内]

日本沿岸の海面水位上昇、近海の水温上昇に関連 

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.02.27 【情報源】気象庁/2004.02.27 発表

現在の日本沿岸の海面水位がこの100年間で最も高い状況にあることを踏まえ、気象庁、気象研究所、函館、舞鶴、神戸、長崎の各海洋気象台が協力して実施している実態把握と原因解明のための調査の中で、海面水位の上昇は、日本近海の広範囲にわたる海洋内部の水温上昇に対応していることがことが明らかになった。
 日本近海の平均水温は1985年から2003年まで上昇傾向にあり、南西諸島から日本海では年0.01〜0.06℃、東海沖や関東東方沖では年0.1℃を超える上昇率を示しているが、この変化傾向は日本沿岸の海面水位の上昇傾向とよく一致しているという。
 なお気象庁では、海洋内部の水温変化の要因として、北太平洋中部海域での海上風長期変化、地球温暖化の影響をあげている。【気象庁】

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