一般財団法人環境イノベーション情報機構
揮発油等品確法違反事業者3業者を公表
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.02.26 【情報源】資源エネルギー庁/2004.02.25 発表
資源エネルギー庁は平成16年2月25日、埼玉県さいたま市の(有)エスケーロード、長野県長野市の(有)オーテックツカダ、静岡県榛原町の(株)ムラタの3社を「揮発油等の品質の確保等に関する法律(揮発油等品確法)」違反の燃料販売業者として発表した。15年8月に改正・施行された揮発油等品確法は、温暖化対策の手段として有望なバイオマス起源のアルコール(バイオマス・エタノール)の導入を進める一方で、ガソリンへのアルコール混合許容値として「エタノールは体積ベースで混合率3%以下、酸素分は質量ベースで1.3%以下まで」という規格を設定し、自動車火災や大気汚染の原因になる可能性がある規格違反の高濃度アルコール含有燃料の販売を規制している。
3社は16年2月16日付けでエネ庁がこの揮発油等品確法に基づき、燃料販売停止とその結果報告を指示したにもかかわらず、これに従わなかったため、違反事業者として発表されたもの。【資源エネルギー庁】