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環境ニュース[国内]

第4回北太平洋マグロ類暫定科学委員会がハワイで開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.02.13 【情報源】水産庁/2004.02.10 発表

2004年2月2日から4日にかけて、ハワイのホノルルで、第4回「北太平洋におけるマグロ類及びマグロ類類似種に関する暫定科学委員会(ISC)」が開催された。
 今回の会合には日本、米国、韓国、台湾、カナダ、メキシコの6か国とオブザーバーとして全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)が参加。(1)主要魚種の資源評価、(2)ISCと中西部太平洋まぐろ類条約(WCPFC)の関係、(3)ビンナガ研究集会のISCへの統合−−などが議題となった。
 なお、このうち「主要魚種の資源評価」では、現在の漁獲死亡率が持続的漁業の水準よりも高いとの各作業部会の報告に基づき、「現状以上の漁獲能力増大は、まぐろ資源の減少を招くことが懸念される」と提言した報告書が採択されたほか、「ISCとWCPFCの関係」については、ISCが北太平洋のまぐろ類資源についてWCPFCとIATTCに勧告を行っていくことが合意された。
 また「ビンナガ研究集会のISCへの統合」については、ビンナガ研究集会に統合の勧告を行ない、同研究集会が次回の集会でこの件を話し合うことになった。
 このほかにも、ISCの手続規則の採択、メバチ作業部会廃止と混獲作業部会の新設の合意などが行われた。【水産庁】

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