一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年花粉飛散状況 関東・関西のデ−タを2月から提供開始へ
【健康・化学物質 アレルギー】 【掲載日】2004.02.04 【情報源】環境省/2004.02.03 発表
環境省は平成16年2月4日からインターネットを通じての関東地方の花粉飛散状況デ−タの提供を再開するとともに、2月下旬から関西地方のデータ提供を開始することにした。同省は14年度から16年度までの3か年計画で、関東、関西、中部3地域の花粉飛散データ収集と、今後の花粉飛散状況予測を行う「環境省花粉観測・予測システム」の構築を進めており、関東地方については15年3月から6月にかけての花粉症の季節に花粉飛散状況デ−タの提供を行っていたが、16年の花粉症の季節が近づいたことで、今回改めて関東地方のデータ提供再開と関西地方のデータ提供が開始されることになったもの。
デ−タは、花粉自動計測器から自動送信された測定データを地図情報に加工した形で提供されるが、花粉飛散数により4段階に色別した点を地図上に表示できるほか、各観測地点の1日の花粉飛散数の推移、1週間の花粉飛散数の推移をグラフ表示すること、全観測地点の1時間ごとの花粉飛散数を数字で表示することも可能となっている。
なおシステムは、環境省から独立行政法人国立環境研究所・環境情報センター、財団法人日本気象協会に委託して運用されている。【環境省】