一般財団法人環境イノベーション情報機構
15年度4〜9月期の家電4品目の不法投棄台数 14年度同時期より12.4%増
ごみ・リサイクル】 【掲載日】2004.01.23 【情報源】環境省/2004.01.23 発表
環境省は平成15年4月から9月までの家電リサイクル法対象4品目廃家電の不法投棄台数調査速報値をまとめ、16年1月23日付けで公表した。この調査は14年度と15年度の4月から9月までの廃家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)の不法投棄データを持つ2,930市区町村を対象に実施されたもの。
4品目別の不法投棄台数はエアコンが9,295台、テレビが4万2,065台、冷蔵庫が1万8,911台、洗濯機が1万5,659台で4品目合計では8万5,930台となった。
また14年度と15年度の累計不法投棄台数を品目別に比較した結果では、15年度の不法投棄台数のほうがエアコンで83台(0.9%)減少、テレビで5,197台(14.1%)増加、冷蔵庫で1,937台(11.4%)増加、洗濯機で2,416台(18.2%)増加しており、総計では9,467台(12.4%)の増加となっていた。
環境省はこの結果について「廃棄台数に対する不法投棄台数の割合は14年度とほぼ同じ1〜2%の間で推移しているが昨年度と比較すると台数は増加しており、引き続き注意する必要がある」とのコメントを明らかにしている。【環境省】