一般財団法人環境イノベーション情報機構
2003年の平均気温 世界では観測史上3位、国内は21位の高温に
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.12.19 【情報源】気象庁/2003.12.17 発表
気象庁は2003年12月17日付けで2003年の世界と日本の年平均地上気温速報値を発表した。発表データによると、2003年の世界の平均気温は平年(1971年から2000年の平均値)より0.49度高く、統計が始まった1880年以降のデータ中では1998年、2002年に次ぐ3番目に高温の年となっていた。
一方日本の平均気温は冷夏を反映して平年との差はプラス0.1度で、統計を開始した1898年以降では21番目に高いが、最近7年では最も低い値となった。
なお世界の平均気温は1980年代中頃から、日本の平均気温は1990年代はじめから高温傾向が続いており、気象庁ではその要因を「二酸化炭素の増加による地球温暖化の影響や数十年〜百年規模で繰り返される自然変動が考えられる」との見解を示している。【気象庁】